ごあいさつ

院長 大塚 崇史

わたしは2歳の誕生日に喘息と診断され、小児期は喘息発作を繰り返し、その度に主治医の先生は夜間でも診療をしていただきました。医師となってからは、消化器内科医・内視鏡医として地域の基幹病院で胃腸の病気を中心に経験を積んできました。これからは私の主治医の先生のような地域のかかりつけ医として、患者さんとの距離が近い場所で医療を提供し、積み上げた知識と経験を生かしたいと考えています。コロナウイルス感染症が流行し、医療の提供方法も変化する中で、地域のかかりつけ医の重要性をさらに強く感じるようになり、わたし自身が10年以上住んでいる東灘区のこの地にクリニックを開院しました。

これまで胃や腸の病気を最も多く診療し、特に炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病、ベーチェット病)は私のライフワークとして診療してきました。一方で、喘息、高血圧や糖尿病といった一般内科としての慢性疾患はもちろん、救急車の対応を含めた救急診療にも常に従事してきました。わたしだけでは解決できない病気もあるとは思いますが、どんなことでもまずはクリニックに受診し、相談していただけるよう努力して参りたいと思います。訪問診療も行っていきますので、来院できない方はご相談いただければこちらから伺い、診療させていただきます。

また、内視鏡検査にも力を入れており、胃カメラは鼻からでも口からでも対応しています。大腸カメラに関しては、軸保持短縮法という苦痛の少ない挿入法で、速さだけではなく、体への負担の少ない検査を心がけています。必要に応じて、鎮静剤と呼ばれる睡眠導入剤も併用して楽に検査を受けられるようにしています。

みなさまが気持ちよく、安心して生活できるための医療を提供できるよう、会話を重ねて、検査・治療を提案できるクリニックを目指して参りますので、よろしくお願いします。

おおつか内科・消化器内科・IBDクリニック 院長 大塚 崇史

職歴

  • 平成20年4月~平成22年3月
    神戸大学医学部附属病院 初期研修医
  • 平成22年4月~平成26年3月
    神戸赤十字病院 消化器内科
  • 平成26年4月~平成31年3月
    神戸大学医学部附属病院 消化器内科
  • 平成31年4月~令和2年3月
    済生会中津病院 消化器内科
  • 令和2年4月~令和4年8月
    尼崎中央病院 消化器内科
  • 令和4年10月~
    おおつか内科・消化器科・IBDクリニック 院長

所属学会・資格

  • 日本内科学会 認定医
  • 日本消化器病学会 専門医
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医
  • 日本炎症性腸疾患学会