胃カメラについて

  • わたしがもったいないを最も感じる検査の一つです。
  • 鼻または口からカメラを挿入して、食道・胃・十二指腸の病気を調べます。
  • 逆流性食道炎、慢性胃炎、ヘリコバクター・ピロリ菌感染だけでなく、がんや潰瘍などを発見することを目的としています。
  • 症状が何もない方でも一度検査を受けて頂くことで、将来的な胃がんのリスクを知ることが出来ますので、1度は胃カメラを受けて安心を手に入れてもらいたいと思います。
  • 検査時間は患者さんの目的やご年齢によって検査時間は異なりますので、是非一度ご相談ください。
  • オリンパス社製の先端が約5mmの極細径カメラを使用しますが、画質は非常にきれいで精度の高い検査を提供しています。
  • 胃カメラと大腸カメラの両方を一日で受けることも可能です。
  • 前回の胃カメラがしんどかった方や受けたことはないけど不安な方は鎮静剤(睡眠薬の注射)を使用した検査も行います。

鎮静剤について

  • 鎮静剤には楽に検査をうけて頂けるメリットがあります。
  • 一方で、検査後に休んで頂く時間が必要だったり、当日の結果説明には向かないこともあります。
  • 鎮静剤の使用を悩まれる方は検査前に相談させて頂きます。
鎮静剤なし 鎮静剤あり
検査時間 同じ
前処置時間 短い 長い
検査後安静 不要
薬剤による副作用 なし あり
来院方法 自由 車・自転車は不可

胃カメラを受けるときの注意点

  • WEBまたは電話での予約が可能です。

WEB予約はこちら

  • 受けてみたいけど時間がなくて受けられていない方は一度オンラインでもよいのでご相談ください。
  • 事前予約すれば、来院する当日に検査を受けてもらうことも可能です。
  • 過去に当院も胃カメラも受けたことがない方でも、オンライン診察で検査の相談・説明をすることで、安心して当日検査を受けて頂けますので、ご相談ください。
  • 検査前の検査説明・検査後の結果説明は、直接来院して受ける以外に、オンライン診療で検査の説明を受けて頂く方法も選択が出来ます。
  • 鎮静剤のご使用を希望の方は自転車・自動車・バイク・原付の運転はご遠慮ください。
    また検査前日および検査当日の注意点は以下の通りです。
検査前日
  • 前日の夕食は夜9時までに済ませてください。
  • 夜9時以降も水分の摂取は問題ありません。
  • 普段、お薬を飲んでいる方は事前に休薬する場合もありますので、診察時にお申し出ください。
検査当日
  • 朝ご飯は食べずに来院してください。
  • 検査の2時間前まで水分摂取は可能で、以降も少量であれば問題ありません。
  • リラックスして検査が受けられるよう、ゆったりとした服装でご来院ください。

胃カメラの流れ

1.問診
内視鏡検査を行うにあたり、リスクを伴わないかチェックいたします。

2.消泡剤を嚥下
胃の中の泡を消して胃壁をきれいにし、胃の中の状態を観察しやすくするため、消泡剤を飲みます。

3.検査前処置
  • ゼリーもしくはスプレーでのどの局所麻酔を行います。
  • 鎮静剤をご希望の方はお薬を入れるための点滴の入り口を確保します。

4.内視鏡を挿入
ベットに横になり、内視鏡を挿入して検査が始まります。

5.胃の内部を観察
食道・胃などを観察し、必要があれば組織を採取します。

6.検査終了
  • 検査時間は、個人差はありますが、5分程度です。
  • 胃粘膜の状態によっては、さらに時間をかけて検査を行うこともあります。
  • 鎮静剤を使用されなかった場合は、そのまま結果説明をさせて頂きます。
  • 鎮静剤を使用した場合は、約1時間ベッドで休んで頂きます。

検査後の注意点について

  • 鼻を強くかまないでください。
  • 検査後、1時間程度は飲食をお控えください。(組織検査を行った方は2時間以上が経過してからにしてください)
  • 検査後2~3日は、アルコールや香辛料などの刺激物を控え、消化の良いものを召し上がるようにしてください。
  • 検査当日の車の運転はお控えください。

※経鼻胃カメラの場合、麻酔のゼリーを塗ったチューブを鼻に入れて、鼻の通りをよくしてから検査を行います