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神戸市東灘区本山南町8丁目1-8 1階
消化管に炎症を起こす炎症性腸疾患の中でも、近年患者数が増加傾向にあるのは潰瘍性大腸炎とクローン病です。最近は、ベーチェット病患者さんも大腸カメラをやってみると腸の病変が見つかることも増えています。原因がまだよくわかっていないため根治に導く治療法がなく、難病指定されていますが、炎症を抑える治療を続けて厳密にコントロールすることでよい状態を保つことも可能です。正確な鑑別が不可欠ですので、疑わしい症状がありましたら必ず消化器専門医を受診して適切な治療をできるだけ早く受けてください。
現時点で、根本的な治療はありませんが、お薬により炎症をコントロールし、通常の生活を多くの患者さんが送ることが可能になっています。
現在、保険診療で使用出来る生物学的製剤は以下になります。
投与方法、投与間隔、効果が出るまでの時間、安全性など少しずつ違いますが、わたしはいずれのお薬も使い慣れたお薬であり、全て使用可能です。
そのときの病気の勢いや患者さんのお困りの程度に応じて適切な薬剤を相談、提案させて頂きます。