生活・運動・食事習慣の改善の手助けをします

生活習慣病について

  • 糖尿病、高血圧や脂質異常症などがあります。
  • それぞれの病気自体も問題ですが、様々な病気の発症リスクを高め、がんや心臓・脳の血管など命取りになる病気を引き起こすことも大きな問題です。
  • まずはならないことが大事ですので、生活、運動や食事の習慣の改善が必要です。
  • 習慣の改善はなかなか難しい場合も多いですし、ひとえに習慣といっても、実際には変えられるものと変えられないものがあると思います。
  • 生活習慣病になってしまってから、習慣の改善をいつまでも待っていては合併症のリスクを高めますので、早めに治療を開始したうえで、習慣の改善も進めていきます。
  • 薬物療法で体調を整えながら、一緒に習慣を改善しましょう。
  • 薬物療法はお金がかかるイメージもあるとは思いますが、合併症を作ってしまうと、最終的により治療にお金がかかることも分かってきています。
  • 生活習慣病は全身の病気であることをしっかり理解しましょう。

糖尿病

  • 血糖が高いことの一番の問題は、高血糖にさらされた全身の血管がダメージを受けて、全身でさまざまな合併症を引き起こすことにあります。
  • 目や腎臓が知らないうちに悪くなり、取り返しがつかなくなるかもしれません。
  • 早い段階から治療に取り組むことで、重大な合併症を予防します。
  • 長期的によい状態を保つには習慣の改善が必要です。
  • 薬物療法も併用しながら習慣の改善もいきましょう。

脂質異常症

  • 血液中のコレステロールや中性脂肪が増加する病気です。
  • 症状がないことが多く、健診や人間ドックの血液検査で指摘されて初めて気付くことが多いため、放置してしまう人も多いと思います。脂質が血管の内側に溜まることで、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。
  • 心筋梗塞や脳梗塞になってしまうと、元の生活には戻れなくなる可能性もあります。治療の目標はコレステロールや中性脂肪を下げることで動脈硬化を予防することにあります。
  • まだ心臓や脳の血管に重大な病気を抱えていない方も未然に予防することが重要です。

高血圧

  • 血圧の高い状態が続くと、血管が圧力によるダメージを受け、血管が硬くなります。
  • それによって、狭心症や心筋梗塞、脳卒中、腎臓病などを引き起こしやすくなります。
  • 頭痛、顔のほてりや肩こりで気付くこともありますが、軽い高血圧であれば症状はないことが多いです。
  • 心筋梗塞や脳卒中の患者の半分ほどは高血圧であるとも言われています。
  • 治療の目標は、血圧を下げることで動脈硬化を予防することにあります。
  • まだ心臓や脳の血管に重大な病気を抱えていない方も未然に予防することが重要です。
  • 血圧は体を動かしたり測る場所が変わるだけでも数値が変わるので、ご自宅で測定する習慣も一緒に身につけていきましょう。

喘息

  • わたし自身が2歳発症の喘息患者ですので、最も長く診療をしている疾患とも言えます。
  • 患者さんの苦しさはもちろん、なんとも言えない不快な感じや季節の変化など喘息患者にしか分からない微妙な感覚も理解できます。
  • 呼吸器を専門に診療してきたわけではありませんが、最も力を入れて勉強してきた疾患の一つです。

喘息とは

  • 空気の通り道が狭く、通りにくくなることで、咳や息苦しさがでる病気です。
  • ほこりやたばこ、ストレスなど色々な刺激が原因になると言われています。
  • 一年中困ることもあれば、風邪の後や季節の変わり目だけ悪くなることもあります。
  • 炎症を抑える吸入薬や内服薬により症状をコントロールし、健康な人と変わらない日常を送ることが出来ます。
  • 喘息と逆流性食道炎には関連があり、併せてみることも重要です。

みられる症状

  • 急に咳き込み、眠れない時もある。
  • 痰や喉の違和感が続く。
  • 息苦しくて運動できない。
  • 季節の変わり目や気温差を感じると咳が出る。

治療

  • ストレスやたばこなど何らかの刺激をきっかけに症状が出現します。
  • 空気の通り道に炎症が持続して起こるため、小さな発作を抑えるだけでは不十分で、大きな発作に繋がります。
  • 毎日の治療により、炎症を抑え続け、病気が進行することと大きな発作を予防します。

毎日続ける治療

吸入ステロイド
長時間作用型β2刺激薬
ロイコトリエン拮抗薬
生物学的製剤

発作時の治療

短時間作用型β2刺激薬
手持ちの吸入薬で収まる場合もありますが、ネブライザーという機械を用いて霧状にして吸い込むことで高い効果が得られることもあります。
全身ステロイド(経口、点滴)
軽度から中等度の発作であれば、外来でのステロイド治療で症状が改善します。それでも改善しない場合は入院での治療が必要となります。