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生活・運動・食事習慣の改善の手助けをします
高尿酸血症(Hyperuricemia)は、体内の尿酸値が高くなる状態のことを指し、痛風(Gout)は、高尿酸血症によって左右される急性の炎症性疾患です。
尿酸は、体内でプリン体という成分を分解することによって生じる物質で、尿酸の大部分は腎臓で排泄されます。
急性期では、激しい痛み、腫れ、赤み、熱感などが関節に現れます。一般的には、足の親指の付け根が最もよく影響を受けますが、膝、足首、手首、指など他の関節も影響を受けています。 慢性期では、関節の変形や機能障害が進行しています。
痛風の危険因子には、肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症、腎機能障害、家族歴、飲酒などがあります。治療には、急性期の場合は痛み止めや非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) 、ステロイド剤が使用され、予防には食事療法や運動、アルコールの摂取制限、尿酸排泄促進剤の使用などが有効です。また病気の進行を遅らせるためにも、早期発見と治療が重要とされています。