目次
1. 正月は胃腸トラブルが急増! 神戸市東灘区でも相談が増える“5つの理由”
正月は一年の中でも特に胃腸トラブルが増える時期です
「正月 胃もたれ」「正月 胃痛」「正月 胸やけ」などの検索が急増することからも、多くの人が同じ悩みを抱えていることがわかります
正月に胃腸の不調が起こりやすい理由は主に以下の5つです
- 暴飲暴食による胃の負担増加
- アルコール摂取量の増加
- お餅による胃腸障害
- 寒さによる胃腸機能の低下
- 生活リズムの乱れによる自律神経の不調
これらが重なることで、胃もたれ・胸やけ・胃痛・下痢・便秘など、さまざまな症状が出やすくなります
2. 正月に多い胃腸トラブルはこれ!― 症状別にわかる「あなたの不調の正体」
2-1. 暴飲暴食による胃もたれ・胸やけ
正月は普段より食事量が増えやすく、脂質の多い料理も多いため、胃の消化能力を超えてしまうことがあります。
胃酸の逆流が起こりやすくなり、胸やけやつかえ感が出ることもあります
2-2. アルコール過多による胃炎・下痢
アルコールは胃粘膜を刺激し、炎症を引き起こします
特にビール・日本酒・ワインなどを短時間に大量に飲むと、急性胃炎の原因になります
2-3. お餅による胃腸障害
高齢者や子どもは飲み込み時に特に注意が必要ですが、胃腸障害は誰しも要注意です
胃の中で膨らみやすく、消化に時間がかかるため、胃もたれや腹痛の原因になります
お餅がなぜ胃腸障害を起こすのか?という解説を以前にしていますので、参考にしてください
お正月の餅には要注意!! – おおつか内科・消化器内科・IBDクリニックのブログ
2-4. 寒さによる胃腸機能の低下
冬は血流が悪くなり、胃腸の動きが鈍くなります
冷たい飲み物や食べ物が続くと、さらに負担が増えます
2-5. 生活リズムの乱れによる自律神経の不調
夜更かし・朝寝坊・食事時間の乱れは、自律神経のバランスを崩し、胃腸の働きを低下させます
3. “正月の胃腸ケア術”― 今日からできる簡単リセット方法
3-1. 食べすぎた翌日のリセット法
- 消化の良い食事に切り替える
おかゆ、うどん、具の少ない味噌汁など - 温かい飲み物を中心に
胃腸の血流が改善し、消化が促される - 水分をしっかりとる
アルコール後は特に重要 - 無理に食べない
胃腸を休ませることが最も効果的
3-2. お餅を安全に食べるポイント
- 小さく切る
- よく噛む
- 喉に詰まりやすい食材と一緒に食べない
3-3. 冬の胃腸を守る生活習慣
- ぬるめの湯でゆっくり入浴
- 睡眠時間を確保
- 軽い散歩で血流改善
- 冷たい飲み物を控える
4. その症状、放置しないで― 受診が必要な胃腸トラブルのチェックリスト
以下の症状がある場合は、自己判断せず医療機関の受診をおすすめします
- 胃痛・胃もたれが3日以上続く
- 食欲低下が続く
- つかえ感が強い
- 黒い便・血便が出る
- 体重が急に減った
- 吐き気が続く
- 便秘や下痢が長引く
これらは胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎・ポリープ・大腸疾患などが隠れている可能性があります
5. 胃カメラ・大腸カメラは「怖くない」|年始は検査に最適な理由
5-1. 年始は内視鏡検査に向いている
- 生活リズムが整いやすい
- 予約が比較的取りやすい
- 一年の健康計画を立てやすい
- 胃腸トラブルが出やすい時期なので、早期発見につながる
5-2. 内視鏡検査でわかること
- 胃炎・胃潰瘍
- 逆流性食道炎
- ピロリ菌感染
- 食道・胃・大腸のポリープ
- 大腸がんの早期発見
実は、ピロリ菌や大腸ポリープなど消化器疾患には症状がほぼない~あっても気にならない程度でも原因が潜んでいる場合が多くあります
特に大腸ポリープは、検査中に切除できることが多く、将来のがん予防に直結します
6. 正月明けは“胃腸を整えるチャンス”|一年の健康を守るために
正月は胃腸トラブルが増える時期ですが、同時に 体をリセットする絶好のタイミング でもあります
- 食生活の見直し
- 生活リズムの改善
- 胃腸のケア
- 必要に応じた内視鏡検査
これらを年始に行うことで、一年を健康に過ごす土台が整います
胃腸の不調が続く場合や、検査について不安がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください
早めの対策が、将来の大きな病気の予防につながります

日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 上部消化管内視鏡スクリーニング認定医
日本消化器内視鏡学会 下部消化管内視鏡スクリーニング認定医
日本炎症性腸疾患学会
日本内科学会 認定内科医
