大腸カメラ 2 6月 2025 潰瘍性大腸炎の治療目標 -UCに人生の邪魔をさせるな 潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis:UC)の治療は、時代とともに大きく変遷してきました 以前は、5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤とステロイドの次の一手に非常に難渋していましたが、生物学的製剤やJAK阻害薬などの新規薬剤の登場により、治療の選択肢が広がり、その治療目標も変化してき… 続きを読む
大腸カメラ 17 4月 2025 潰瘍性大腸炎の診断 ~これってUC?症状を見極めるポイント わたしが専門としている潰瘍性大腸炎は、特別な症状のこともあれば、気にもとめない症状のこともあります いろいろな症状の中でもやはり出血は皆さんにとってインパクトの大きな症状なのではないでしょうか 今の時代、スマホがあれば何でも調べられてしまいますが、それだけ恐怖心を煽っていることもあります 今回は、潰… 続きを読む
大腸がん検診 30 3月 2025 神戸市大腸がん検診の取り組み 大腸がんは日本国内で増加傾向にあり、早期発見が治療成功の鍵となります 神戸市では、住民の健康を守るために定期的な検診を推奨しています 神戸市での大腸がん検診 -早期発見で未来を守れ! 神戸市では大腸がん検診として便潜血検査を行っています この検査は、便中の微量な血液を検出することで、大腸がんやポリー… 続きを読む
便秘症 26 3月 2025 高血圧と便秘のほんとはふか~い関係 高血圧と便秘:見過ごせない2つの健康問題 高血圧と便秘は、共に多くの人が抱える健康問題ですが、実はこれら2つが相互に関連していることをご存知でしょうか? 高血圧は血管や心臓の健康に影響を及ぼす深刻な疾患であり、一方で便秘は単なる不快感だけでなく、排便時のいきみによって血圧の一時的な上昇を引き起こすこ… 続きを読む
大腸がん検診 30 5月 2024 便潜血検査ってなに? 便潜血検査(FOBT)って検診では提出するものの、結局何なん?どうしたらいいの?という方も少なくないと思います。 今回は、FOBTについて解説していきます。 FOBTは大腸がんやその前駆病変である腺腫からの微量な出血を検出するための重要なスクリーニングツールです。 この検査は、がんを早期に発見し、治… 続きを読む
大腸カメラ 28 4月 2024 感染性腸炎後IBS 現在、感染症の流行状況としては胃腸炎が最多の状況になっています。 兵庫県/兵庫県感染症情報センター (hyogo.lg.jp) 胃腸炎でおなかの調子を崩した後からしばらくすっきりしないことがありませんか? 今回は、この感染性腸炎後のすっきりしない症状に関して説明します。 感染性腸炎後過敏性腸症候群(… 続きを読む
大腸がん検診 22 4月 2024 大腸カメラによる大腸がん検診で命を守ろう 大腸がん検診で命を守ろう! 私たちの健康は、日々の選択によって大きく左右されます。 その中でも、大腸がん検診は特に重要な選択の一つです。大腸がんは、早期発見・早期治療が可能ながんの一つであり、定期的な検診によって発見率を高めることができます。 日本では、大腸がんはがん死亡原因の第二位となっており、年… 続きを読む
大腸カメラ 1 1月 2024 炎症性腸疾患(IBD)ってなに? 今回はクリニック名にも入っているIBDについて説明します。 腹痛や下痢が続いていて、インターネットで調べると潰瘍性大腸炎やクローン病というワードにたどり着いた方も少なくはないと思います。 インターネットが情報過多になっていることはIBDでも同じです。 お家のご近所の病院でIBDかもと言われた方もいる… 続きを読む
大腸がん検診 24 4月 2023 大腸カメラ 前処置~結果説明 胃カメラはなんとなくイメージが出来ても、大腸カメラのイメージが沸かない方も多いのではないでしょうか。 理由はカンタン、出口から入るからです。 胃カメラは食べものの流れに沿って入っていくだけですが、大腸カメラのスタートは食べ物の出口である肛門です。 要するに、ゴールがスタートで、スタートがゴールです…… 続きを読む
大腸がん検診 26 3月 2023 大腸カメラによる大腸がん検診をオススメ 大腸がんで毎年5万人も亡くなってます 今回は、大腸カメラによる大腸がん検診の重要性についてお話させて頂きます。 国立がんセンターの報告によると、大腸がんの5年生存率は70.2%、毎年5万人以上の患者さんが亡くなっています。 国立がん研究センター がん統計] (ganjoho.jp) 消化器の中でも胃… 続きを読む