久しぶり!インフルエンザもやってきた!

ついにわたしたちのエリアでもインフルエンザウイルスの流行も見られ始めました。

とは言ってもまだまだコロナウイルスの影に隠れている印象はありますが。

前回のコロナウイルス感染症の際にも言いましたが、発熱、喉の痛みや筋肉痛など現在の新型コロナウイルス感染症とインフルエンザウイルス感染症に症状の違いはありません。

症状が出ない人や非常に軽い人もいますが、これもまたどちらでもあり得ます。

両者の違いは当たり前ですが、検査結果だけです。

ですので、重症化リスクの高い人やそのような人と関わりのある人は、しっかり検査をして治療に繋げることが重要です。

この2年間インフルエンザウイルスはまったく流行っていませんでしたので、簡単に復習しておきましょう。

まず、インフルエンザといえば悪くなる予感がなく急に高い熱がでるような印象がありませんでしたか?

インフルエンザウイルスの潜伏期間は約2日であり、インフルエンザウイルスだけの時代であれば、『急な高熱』というキーワードである程度インフルエンザウイルスだと診断できました。

新型コロナウイルスも猛烈な追い上げをみせ、現在は約3日まで短くなっており、ほとんど変わりません。

急な高熱だからインフルエンザ…とも言えないわけです。

ですので、インフルエンザウイルスと新型コロナウイルスを同時に測定できる抗原検査が大活躍するわけです。

インフルエンザ・コロナウイルス同時抗原検査キット

ちなみに、いつまでお休みするはずだったか覚えていますか?

インフルエンザウイルスは、発症する前後が最も感染力が強く、症状のある人から周囲に広がると考えられています。

体調が悪くなったことがウイルスの感染力アップのサインであればまだなんとか対応できそうですね。

下の図はインフルエンザウイルスの感染力の経過を示したものです。

COVID-19|のウイルス排出と伝染性における時間動態自然医学 (nature.com)

インフルエンザウイルスの感染力と時間経過

5日が経過すればウイルスの感染力はかなり低下してきます。

学校保健安全法においても、『発症した後5日を経過し、解熱した後2日 (幼児にあっては 3日)を経過するまで出席停止』と記載されています。

出席停止期間早見表

インフルエンザの出席停止期間の早見表!登校・登園はいつから? | ミナカラ | オンライン薬局 (minacolor.com)

インフルエンザの出席停止期間の早見表

新型コロナウイルスの隔離と比べると、周囲の人に気を配る必要はあるものの、出席停止期間は短く、気持ち的にもみなさんの負担も少ないのではないでしょうか。

治療は、新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスも基本的な方法は変わりませんが、抗インフルエンザウイルス薬には飲み薬、吸入薬、点滴などの剤形があります。

なかでも治療期間が1日で終わるものは飲み忘れもないので、非常に便利です。

その一つの飲み薬であるゾフルーザについて紹介しておきます。

ゾフルーザの治療効果

ゾフルーザを飲むと症状が消失するまでの時間が26.5時間早くなったという結果でした。

データだけみるとたった26.5時間ですが、あの高熱でしんどかったときを思い返すと26.5時間も早くなるんだ!?と感じますよね。

ただ、もう一つ重要なことは、飲まなくてもよくなっていることも示されている点です。

ですので、薬を飲むか飲まないかはみなさん次第です。

また、あの有名な5日間内服するタミフルと比較しても遜色ない結果でした。

さらにウイルスの量の低下する量をみたものです。

ゾフルーザの治療効果

治療開始翌日にはグッとウイルス量が低下していることがわかりますね。

今回はゾフルーザを紹介しましたが、効果としては、どのお薬を選んでも早めに治療開始してウイルスのさらなる増殖を抑えることで症状が消えるまでの時間を約1日短くしてくれることが期待出来ます。

受診する場合はお早めに。